PEN E-PM1

カメラ片手にお散歩。旅先であっても、積み上げた日常であっても、写真を撮るのが好きです。よろしくお願いします。

3.2の衝動

ゆらゆらと電車に揺られる帰り道 土曜の夜には通勤の面影がない 平日の夜に潜む魔物は息を潜めている 空気はどことなくおだやか それでいて適度に冷たい 同じ空間に居合わす偶然 それでいて、この空間は他人の集合体 不思議だな こんなに近い距離にいるのに …

伝う

雨が伝う 窓の外の景色 流れ行く音に そっと耳を寄り添わす 欠片ばかりの小さな音にも わずかばかりの微かな声でも 確かに、それは存在していて 己の存在を一生懸命に保っている 意識か無意識かは問わずに 自分であっても きっとそうなんだ 日々の生活に押し…

夢で終わらない

カモメ

海をみにいこう 二人で 木陰もない日差しの中で 心地よい風を浴びよう 横を見たらあなたがいる ただ、それだけでいい それだけがいい それで海まで求めたら 贅沢かしら

朝がきた

微睡むような朝方 太陽の光が射し込む強くない日差しも心地よいまるで 吹いてない風をも感じさせる あぁ、どうかこのまま 時が流れなければいいのになんて思うほどに 心地よい時間 いつだって朝は新しい まっさらな時間にいざ

よるの音

雨音が聞こえる 気の利いた音楽はいらない眠りにつくまで あと少しどうか 鳴り止みませんように

生き物たち

愛の歌 恋の歌世の中にはいろんな歌が溢れてるそのどれもが 感情から出来ている感情のある生き物でよかったそう思える人生でありますように

僕は走る

始まりは終わりの始まり 言い始めた人は誰だろう終わりのない始まりがあったら それはそれでいいんだよ積み上げて 塗り重ねて今日も世界をひた走る新しい季節を迎えに行くよ

夢の欠片

出来るか 出来ないかそうじゃなくてやるのか やらないのか そう問いかけて 今日も生きてる明日もやるの自分が自分で在るために

いつかのあなたへ

ダレカノ為に そう思わないで自然と優しくなれる人そういうあなたは 本当に心の優しい人その優しさ たまには自分にも使ってあげてね

クライベイベー

ごきげんで居るためにはさ笑顔でいるんじゃなくて 無理するんじゃなくて自分の心に寄り添ってみるの本当は誰といたいのか 本当は何がしたいとか もしかしたら 何もないかもしれないけれどそれに気が付けるのなら それはそれで幸せ紐解くように 自分の声に耳…

黄緑色の誘惑

揺れきしむ 車輪の音で目が覚めた向かう先の空はまだ暗い流れる景色が 音とともに走り去っていく刻む音が 思い出を囁いてるみたい去り行く町並みに 未来を重ねたただその事が とても幸せに思えた

どうか

時間が戻ることがないのなら どうか私の大切な心はあの日のままで風に流されてもいいから 人に流されないようにどうかもう一度 あなたに出逢いたいあの日のままで

世界の境界線

紡ぎ出される景色は 青かった明日が来なければと願った日もあるけれど、太陽の下では 来てくれてほっとした今が積み重なった明日を 私は知ってるきっとあなたも 知っているはず 深呼吸をして 心の言葉も一緒に吹き出した空っぽになった心は いつだって無限大…

風の音が聴こえたら

何かが変わるようなそんな気がしてる明日になればわかるよ なんて そんな声にも耳を貸してみる全てが変わらなくていいただ、大事なものをなくさないために手の中から溢れ落ちぬよう しっかりと握っていたいそれが出来るかな 私はわかるかな全ては自分次第です

光の森

春風舞う花吹雪 この世界は眩しい氷柱のように刺さる言葉も ここにはない春が舞い込む きみが笑う

夜を抜けて

空が白む 追いかけた先に広がる色は まるで白昼夢 置いてきた記憶 忘れかけていたもの 途切れ途切れに繋いだ糸 懐かしい声に ふと振り返る あの声が あの日々が 今の時間を作っている 全ての言葉にありがとう

君にもらったエフェクター

あの頃の音 鳴り止まないノイズ ハウリングの渦そんな世界からは 遥か遠く 彼方の未来にいるみたい思い出せないフレーズ 心の中のどこかで 今日も誰かを待ってるのかな誰でもない私が 誰でもない君がただただ時空を駆け抜けていくいつかの未来で また会えた…