PEN E-PM1

カメラ片手にお散歩。旅先であっても、積み上げた日常であっても、写真を撮るのが好きです。よろしくお願いします。

君の名は。

観てきました。
新海監督最新作、君の名は。

大好きなアーティストであるRADWIMPSが音楽部門を担当しているという事で、映画を観る前から準備万端、サントラを聴いてからの映画。
順序が逆な気もするけれど、それもまた良し。

映画館の入口のポスターには99,8%の人が絶賛!と書いてあって、残りの0,2%の人がどのように感じてこの映画を観終えたのか気になるなぁと思いつつ。

あ、ポスターは彗星が真ん中にあって、それが二人をわけていて、左にいる瀧くんの足下の背景は東京、三葉のいる右側は糸守となっているけれど、空では繋がっているという描き方でした。

劇中の場面を引用しているものなど、ポスターのパターンもいくつかあるけれど、このバージョンが一番好き。
空はどこでも繋がっているという感じが素敵。

肝心の映画は見終わった後にとても余韻が残る映画でした。
ジブリの宮崎監督が引退されて、去年の夏に公開された細田監督のバケモノの子など、この時期のアニメーション映画は大作路線になりますが、新海カラーは色褪せず。

むしろ、よくよく考えてみたらコスモナウトで観たように、新海監督の作品はそもそもが壮大な世界観で表現されていたりもする。(もちろん限りなく日常を描いているものもある)

風景描写はさすがの一言、物語の展開や、入れ換わった時の登場人物の描き方、そして音楽に至るまで最高の一言でした。

音楽の点について、少し読んだ記事を覚え書き的に残しておくと、映画の🎧音楽を誰と一緒に作り上げたいか、と監督が聞かれた時にRADWIMPSをあげたそうで。
そこで繋がりがある人が連絡をとって、今回の共演に至ったそう。

映画を作り上げる際に、本当に何度となくお互いの思いを重ね合わせていったんだろうなと感じられるサントラになっています。

メインの前前前世は映画の映像とのコラボレーションで涙が溢れ出すし、インスト部分も壮大な世界観を感じる仕上がりになってて、気になってる人にはぜひとも映画館に足を運んでほしい。

今年はアニメーション映画の当たり年な気がします。